(7) カラマツの形質転換系の開発

 

この研究は、オルガネラに関連した研究でもなく、またコケ植物を材料としている訳でもないので、研究(1)~(6)とはちよっと異なる研究課題です。熊本大学では、コケ植物の培養細胞の研究について長い歴史を持っていますが、その研究の流れを継いでいます。

カラマツのような樹木の組織培養や形質転換の技術は、モデル植物であるシロイヌナズナやイネなどに比べると遅れています。育つのに何年もかかるという一点を考えてみても、実験が大変であり研究の進み方が遅くなるということを理解してもらえると思います。我々の研究室では、カラマツの一種(Larix gmelinii)を用いて、その組織培養系と、パーティクルガンを用いた形質転換系を開発しました。現在、この2つの技術を用いた応用的な研究を進めているところです。

試験管内で再生してきたカラマツ植物体の写真

図 試験管内で再生してきたカラマツ植物体

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