平成17年度熊本大学理学部理学科公開実習

 「遺伝子を見てみよう」

熊本大学理学部理学科公開実習「遺伝子を見てみよう」が去る8月1日(月)、4日(木)に行われました。

高校で学ぶ「遺伝子とは?」や「DNAはどのようなものか?」を一歩深め、「遺伝子診断」や「親子鑑定」はどのように行なわれるのかなどを学ぶとともに、実際に自分たちで機器を操作し、実験してもらいました。

皆さん楽しく実験でき、遺伝子に対する理解を深めることもできたようでした。

下の写真はそのときの様子です。

「講義」
遺伝子とは、PCR法などの基礎的な事項についての解説を聞いてもらいました。
「DNA抽出」
自分の口内上皮細胞から簡便法でDNAを取ってもらいました。
「個人識別」
各自のDNAをPCR法を用いて解析し、違いを検出してもらいました。
「蛍光顕微鏡観察」
口内上皮細胞を蛍光色素で染色し蛍光顕微鏡下で染まっている核を観察してもらいました。
「電子顕微鏡観察」
カエルの染色体DNAを電子顕微鏡で観察してもらいました。