集中講義の記録

2026年度

期間:2026年10月27日(火)~10月30日 (金) 講師: 橋詰雅斗氏(大阪大学) 科目名:学部:数理科学特別講義E / 大学院:数学特別講義G 題目:Trudinger-Moser不等式と関連する関数不等式 場所:以下のとおり

      10月27日(火)3・4限 (13:00開始) 理学部1・2号館C122講義室
      10月28日(水)3・4限 (13:00開始) C227講義室
      10月29日(木)3・4限 (13:00開始) C329講義室
      10月30日(金)2・3限 (10:30開始) C329講義室

また10月26日(月)16:30-17:30 に理学部1・2号館C122講義室で談話会を開催します.
集中講義を受講する上で、その内容の先にある最新の研究に触れることができ、
集中講義の理解を助けることにもなりますので、奮ってご参加ください。

授業の概要: Sobolev型不等式は様々な偏微分方程式の解析に用いられるとともに、
不等式自身の解析においても関数空間が無限次元空間であることに起因する
様々な現象をみることができる。本講義ではまず臨界Sobolev不等式および
関連する不等式を紹介し、その後低次元臨界不等式であるTrudinger-Moser
不等式を紹介する。べき乗型不等式であるSobolev不等式と指数型不等式である
Trudinger-Moser不等式のそれぞれの性質と本質的な違い、
Trudinger-Moser不等式の導出、および関連研究も紹介する。

期間:2026年9月14日(月)~9月17日 (木) 講師: 野原雄一氏(明治大学) 科目名:学部:数理科学特別講義F / 大学院:数学特別講義H 題目:完全可積分系の幾何学 場所:理学部1・2号館C227講義室

      9月14日(月)4・5限 (1.5コマ分)
      9月15日(火)2・3限
      9月16日(水)2・3限
      9月17日(木)2・3限
   
授業の目的: シンプレクティック幾何学の基礎を理解することを目的とする。
また、ミラー対称性における完全可積分系の幾何学的な意義についても学ぶ。
授業の概要: シンプレクティック幾何学は解析力学に由来する幾何学であり、完全可積分系とよばれるクラスの微分方程式が明示的に解ける理由を説明する枠組みを与える。 ミラー対称性とは、シンプレクティック幾何と複素幾何という2つの異なる幾何学の間の双対性で、超弦理論に端を発する。 本講義の前半では、シンプレクティック幾何学の基本的な概念を導入し、完全可積分系の幾何学的な構造を具体例とともに説明する。 後半では、ラグランジュ部分多様体やフレアー理論の初歩を紹介し、完全可積分系がミラー対称性において果たす役割を概観する。