氏 名 | 滝尾 進 (TAKIO Susumu) |
職 名 | 助教授 |
研 究 紹 介 | |
研究テーマ | |
・ | コケ植物の光合成遺伝子の発現調節機構 | ・ | コケ植物の酸化ストレス防御系酵素遺伝子の発現調節機構 | ・ | コケ植物のDNAメチル化の生物学的役割の解明 |
研究内容 | |
・ | 植物進化において最初の陸上植物と考えられているコケ植物を用いて, 光合成遺伝子や酸化ストレス防御系酵素遺伝子の発現調節機構について調べ, コケ植物は高等植物とは異なる独特の環境応答機構を持つことを明らかにしている. 植物におけるDNAメチル化の反応機構や生理機能は不明な点が多い. ゲノム上でのメチル化標的部位が高等植物よりもはるかに単純であるコケ植物を用いて,メチラーゼ遺伝子の発現調節機構やDNAメチル化の生理機能を解析している. |
研 究 業 績 | |
講演発表(国際会議および国内学会) | |
1) | 江口幸栄子, 上田玲子, 小野莞爾, 滝尾進、"フタバネゼニゴケ配偶体におけるプロトクロロフィリド還元酵素遺伝子の発現様式"、日本植物生理学会、名古屋 (2000.3.) | 2) | 鈴木崇紀, 松崎雅広, 山本勇, 滝尾進, 佐藤敏生、"苔類フタバネゼニゴケのプロトクロロフィリド還元酵素遺伝子の光による発現制御"、日本植物生理学会、名古屋 (2000.3.) | 3) | 福田剛司, 滝尾進, 高野博嘉, 小野莞爾、"フタバネゼニゴケにおけるレトロトランスポゾンのメチル化"、日本植物細胞分子生物学会、静岡 (2000.7.) | 4) | 江島亜祐子, 古川知宏, 滝尾進, 高野博嘉, 小野莞爾、"ヤナギタデ培養細胞におけるカテキン類高生産株と低生産株の酸化ストレス防御成分の比較"、日本植物細胞分子生物学会、静岡 (2000.7.) | 5) | 古川知宏, 江島亜祐子, 滝尾進, 高野博嘉, 小野莞爾、"カテキン類を高生産するヤナギタデ培養細胞におけるCHS,F3H、DFR遺伝子の発現"、日本植物細胞分子生物学会、静岡 (2000.7.) |
学会並びに社会での活動 | |
学会での活動 | |
蘚苔類研究編集委員(1996年-現在) 日本植物学会九州支部県幹事(1999年-現在) |
科学研究費等外部資金の取得状況 | |
科学研究費補助金 | |
基盤研究B,1998-2000年度, 1200万円, シダ植物のに特徴的な高次の染色体基本数の起源に関するFISHと遺伝子解析による研究, 分担. |