曲面の幾何学 ---Hopfの定理およびその証明---

岡山大学大学院自然科学研究科集中講義
(平成23年12月6日 (火) 〜12月8日 (木))

担当教員: 安藤直也 (熊本大学大学院自然科学研究科)

 

第1章 多様体論からの準備
1.1  可微分多様体
1.2  可微分写像および可微分関数
1.3  接ベクトル
1.4  関数の微分および写像の微分
1.5  部分多様体
1.6  ベクトル場および1次元分布
1.7  多重線形形式
1.8  テンソル場

第2章 Riemann幾何学からの準備
2.1  Riemann計量
2.2  線形接続
2.3  Levi-Civita接続
2.4  曲率テンソル場
2.5  Riemann多様体上の関数の積分

第3章 曲面論からの準備
3.1  誘導計量および型作用素
3.2  Gaussの方程式およびCodazzi-Mainardiの方程式
3.3  Hopf微分

第4章 Hopf-Poincareの定理
4.1  1次元分布の孤立特異点の定義および例
4.2  孤立特異点の指数の定義
4.3  Euler数
4.4  Hopf-Poincareの定理およびその証明

第5章 主定理
5.1  主定理およびその証明
5.2  主定理の一般化 (その1)
5.3  主定理の一般化 (その2)
5.4  孤立臍点の指数に関する話題

 

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