答:領域D


重積分は,1変数の積分の繰り返し(累次積分)に持ち込んで計算するのが普通のやり方です。
その持ち込み方は,Dの形状によって違いますので,まずDの形状を把握して方針を立てることが第一です。
Dが縦線集合・横線集合のように,累次積分しやすい形をしていれば,そのまま累次積分を行います。
Dの形によっては変数変換して領域の形を変えた方がやりやすい場合もあるので,その場合は変数変換を行います。

もちろん被積分関数が何であるかということも重要ですが,はじめの行動としては,Dの形状を把握して方針を立てるのが有効と考えられます。