この講義は教養教育の立場から学問としての数学の解説を行う.高校で数学IIIと数学Cを学習していない人も対象にしているので,文系学部の学生も歓迎する.しかし,文系向け=易しい数学という意味ではない.数学は自分で考えることが理解するための必須条件なので,講義だけではなく自宅で考えることも不可欠だ.一見思いがけない事実が,じっくり考えてみると当たり前に感じる,この感覚が数学の醍醐味だ.
 このページでは,毎回の講義の要点を簡単にまとめる.また,提出課題のコメントも掲載する.家庭学習の材料なので,授業での配布は行わない.適宜ダウンロードして使ってほしい.
 講義は,整数,幾何,解析の3章から構成される.試験は章ごとに行うので掲示に注意すること.


講義概要