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研究テーマ / 研究手法

研究テーマ

有限温度にある物質中の原子のダイナミクスや電子状態などを、理論的手法、 主に計算機シミュレーションの手法を用いて調べています。

 

1. 高圧下における液体・アモルファス物質の構造と電子状態の研究



• 液体テルルの圧力誘起構造変化
• 液体およびアモルファス砒素・硫黄混合系(As₂S₃)の圧力誘起構造変化



2. 液体カルコゲン混合系の非金属・金属転移の研究



• 液体セレン、液体砒素・カルコゲン混合系(As₂S₃, As₂Se₃, As₂Te₃)中の
  体積膨張に伴い起こる非金属・金属転移の微視的機構
• アルカリ・テルル混合系の構造と電子状態の組成依存性



3. 第一原理分子動力学法の並列化と新手法の開発



• 第一原理・古典ハイブリッド分子動力学法
• 計算量が原子数(N)に比例するオーダーN法



4. グラファイト関連物質の動的性質の研究



• 液体およびアモルファスカーボンの構造と電子状態
• ナノ構造化グラファイト中の水素の動的挙動に関する研究



5. 並列化分子動力学法によるナノ物質のシミュレーション



• 炭化珪素(SiC)の圧力誘起構造相転移
• ナノ相シリカ(SiO₂)の中距離構造



6. 超イオン導電体中のイオン拡散機構の研究



• 銀イオン導電体(AgI, Ag₂Se, Ag₂Teなど）や安定化ジルコニア中の
  イオン拡散や構造相転移の機構



7. ペロブスカイト型酸化物中のプロトン伝導機構の研究



• SrTiO₃, SrCeO₃におけるプロトンの安定位置、拡散経路、電子状態
  および、ドーパントや酸素欠陥の影響



8. 液体アルカリ金属、液体アルカリ合金の構造と電子状態の研究



• 液体ルビジウム、合金クラスター、液体アルカリ・鉛合金中の
  乱雑なイオン配置と電子状態の関係

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研究手法

1. 分子動力学法による計算機シミュレーション
2. 第一原理電子状態計算
3. 第一原理・古典ハイブリッド分子動力学法
4. グラフィックス・アニメーションによる可視化

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