ほでりぽ!?

このページは読者として主に学生(中学生・高校生から、大学生・大学院生まで)の皆さんを想定して書いています。

コメントなどありましたら、takano@kumamoto-u.ac.jp までメールください。

写真や文章を使用したい時は高野までご連絡ください

2006年9月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29

0930 日本語
0929 打ち上げ
0928 オオサンショウウオ
0927 Google Earth日本語版
0926 FuYuLaoJiao
0925 ほでりぽ
0923 山門高校
0921 クラリス
0919 台風
0916 学会終了

0913 学会開始
0912 学会の週
0911 ビデオカメラ
0908 女性研究者支援に関する集会
0907 いよいよ一週間
0906 英語での発表
0905 COE Forum
0904 Podcast再び
0901 動物占い

いままでのはこちら
2006年8月
2006年7月
2006年6月
2006年5月
2006年4月
2006年3月
2006年2月
2006年1月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年9月
2005年8月
2005年7月

2005年6月
2005年5月

プロフィール

次の月はこちら


9月30日 日本語

「日本語どっち!? (金の星社刊)」読了。帯にでている問題は、以下のとおり。
「役不足」という言葉の使い方が正しいのはどちらでしょう
A. この仕事は、彼には役不足だ。
B. 役不足ですが、がんばります。
このように、二択で、日本語の意味を問う問題がいろいろ。大体正解したと思っていますが、いくつか「へぇー」ということも。
面白いのですが、分量が少なめで、すぐによみ終ってしまいました。せめてこの4, 5倍は問題が欲しかったですね。ちょっと物足りない感じでした。


9月29日 打ち上げ

昨日は、植物学会70回大会の実行委員が集まって、打ち上げでした。まだ、会計の処理は済んでないけど・・・。

打ち上げの場所は、新町の「松葉」。私は知りませんでしたが、新町界隈では有名なお店らしいです。元は旅館だったそうで、今回使ったところは、旅館のときは大広間だったのでは、という大きな部屋でした。どれもおいしかったですが、特に私は山芋と、最後の炊き込みご飯が気に入りました。
刺身がでてきたときのこと、ツマにゼリー状の茶色いものがついてきました。味はほとんど無し。何だがわからずに訊いてみたところ、「バクダイ」です、という返事。で、バクダイって何だ、と皆で言っていたら、本物を持ってきてくれました。見た目はアーモンドか何かの実を乾燥させたもののようですが、これが水に入れると膨らむんだそうです。

水に入れるとほんとに膨らむ。凄いです。ネットで調べてみると、確かにお取り寄せで売っていました。ここなど。バクダイ、初めて見ました。

更に、大会会長からのこんな差し入れもありました。

気候もよかったしちょっとよっぱらったので、帰りは新町から九品寺近くの家まで歩いて帰りました。


9月28日 オオサンショウウオ

上の子の学校での工作です。タイトルは、「絶滅危惧種オオサンショウウオ」だそうです。タイトルは、私がつけたんじゃないですよ。子供が自分でつけました。

見ての通り、オオサンショウウオがカエルを捕まえているところです。太陽でてるから昼のようだけど、昼にはあんまり動かないはずなんだけとなぁ。白いのは雲です。
あと、環境省のページで調べてみたところ、絶滅危惧種ではなく、準絶滅危惧種のようですが、まぁ、いいでしょう。それに、タイトルが「準絶滅危惧種オオサンショウウオ」じゃあ迫力がないし。でも、何でバックが金なんでしょうねぇ。綺麗だからいいけど。


9月27日 Google Earth日本語版

何時の間にか、Google Earthの日本語版が出ていました。こちら。日本語版になっただけなのか、それともバージョンアップしているのか知りませんが、凄く使いやすくなっている模様。なかなか楽しげです。


9月26日 FUYU LAO JIAO

ここのところの夜の一杯は、かみさんが先週ハルピンのシンポジウムに行ってきた時にお土産で貰ってきた、富裕老Jiao (FuYuLaoJiao、この最後の字は日本語には無い?)。Jiaoというのは、土の中に埋めるというような意味だそうで、古酒(?)を意味するとか。


何と、アルコール度数は38%。500ミリリットル入りですから、約200ミリは100%アルコール!!! 右下のグラスで一杯飲むとぐっすりです。


9月25日 ほでりぽ

まだ、学会の残務処理が続いている高野です。今回の学会では、いろいろと知り合いに会いましたが、けっこう皆さん、ほでりぽを見て頂いている様で・・・・読者は主に学生の皆さんを想定して書いてるんだけどなぁ。現在、googleでも、yahooでも、infoseekでも、「ほでりぽ」と入れればほでりぽに辿り着きますので、人に教えるには簡単ですね。でも、全然知らずにいきなり見つけたって知り合いもいて、それはそれでよく見つけられたものだと感心しました。これからもご贔屓に。


9月23日 山門高校

本日は、高校生のための公開実習特別版。毎年夏に公開実習をしていますが、山門高校から20名程度の申込があったため、別枠でやることになりました。いや、でも、まだまだ暑いですねぇ。


9月21日 クラリス

暑かったり、急に寒くなったり、ここのところ気温がかなり変動しており、子供達が二人とも熱を出してダウン。昨日、病院に連れて行きました。最近マイコプラズマ肺炎もはやっているそうで、「マイコプラズマにも効くお薬を出しておきますね」というお医者さんの言葉でした。となると、βラクタム系じゃないから、何かなと思っていたら、クラリスというお薬でした。で、調べてみたら、エリスロマイシンなどと同じマクロライド系の抗生物質でした。ちなみに、お薬110番のホームページはここ

細菌に対する抗生物質として、よく使用されているのが細菌の細胞壁の合成を阻害する薬で、代表的なものにペニシリンやアンピシリンがあります。あと、作用機構が違いますが、バンコマイシンなどもそうです。我々がコケにぶっかけて葉緑体の分裂阻害をみているのも、これらの薬ですね。

マクロライド系の抗生物質は、タンパク質を合成を行う細胞内装置であるリボゾームに結合し、タンパク質合成を止める働きがあります。このリボゾーム装置は、我々のような真核生物と原核生物で微妙に異なるため、細菌のリボゾームでのタンパク質合成だけを特異的に阻害する抗生物質があるという訳。何故、マイコプラズマにも効くからと言われて細胞合成阻害剤じゃないなと思ったかというと、これは簡単で、マイコプラズマはいわゆる細菌の細胞壁を持たないからです。細胞壁がないのは我々も同じで、作ってないものの阻害剤を与えられても実害がないというのは、当たり前ですね。

あー、ところで、私も喉がちょっと痛いんですよねぇ。。。。


9月19日 台風

学会終ったら、台風が来ました。熊本は直撃は避けられたようですが、17日の午後3時以降の飛行機は全便欠航。17日の夜にニュースを見ていたら、そう言っていました。飛行機が欠航したので、航空会社のグランドアテンダントに、いろいろと様子を訊いている人々、というニュース映像が流れていましたが、そこに知り合いが・・・。もう皆さん無事に帰られたことと思いますが、九州はやはり台風が恐ろしいという印象が残らないと嬉しいです。確かに、ひどい台風は本当にひどいですが・・・。


9月16日 学会終了

植物学会が終了しました。とても、ほでりぽを更新できる状況ではなかった。公開シンポが続いていますが、我々は学会の撤収と後始末に追われています。今回、熊本に来ていただいた方々に今一度感謝いたします。

いや、でも、会計と受付担当していると、他のどこにも行けないんですね。今回は、自分の研究室の関連の発表を聞いただけで、学会が終ってしまいました。やはり、学会はやるものではなく、遊びに・・・じゃなかった勉強に行くものですね。




9月13日 学会開始

一般講演は明日からですが、今日から評議員会等の行事が始まりました。勿論、植物形態学会も。いやー、準備で歩きすぎて足が棒のようです。でも、懐かしい顔がいっぱい熊本に来てくれて、私は嬉しいです。

さて、今日はもうくたくたなので、明日からの本番に備えた大学の姿を写真で見せて終わりにしましょう。



学会運営の指令本部。準備で大変です。



明日、参加者に渡される要旨集入りの手提げ袋。大量です。



今は閑散としている受付。明日の午前中は、ここで千人弱を捌きます。



一方、植物形態学会のポスター発表では、熱い議論が続けられていました。


9月12日 学会の週

がやってきました。まずは、明日は植物形態学会から。

今日は、準備で一日かかりました。天気予報はあまりよくないですねぇ。皆さま、お気をつけて来熊ください。


9月11日 ビデオカメラ 

10年間使っていたビデオカメラがとうとうお釈迦に。ということで、とりあえず子供達と分解してみました。いや、凄いですね。ビデオカメラの中身って。個人的にはカメラの受光部が思ったりかなり小さかったのが驚きでした。

さて、次は何がいいでしょう。ハイビジョンがいいかもとはおもっていますが、ハイビジョンで撮ってDVDに落としてもハイビジョン対応のDVDプレーヤーがない・・・。


9月8日 女性研究者支援に関する集会

日本植物学会の関連集会として、「女性若手支援策の現状」が開催されます。時間は、14日の夕方18時半から20時半まで。場所は、熊大の大学教育センター棟のE107号室です。関連集会だけに出席するのであれば、参加費は無料です。
数日前の朝日新聞に「育児・研究両立へ支援策」というタイトルで取り上げられている女性研究者支援モデル育成事業に関する集会です。今回は、採択された10大学の中から6大学の先生が女性研究者支援策を紹介されます。熊大の女性研究者の方はぜひどうぞ。知らない人もいるかもしれませんが、熊大もこの支援事業に採択されており、発生医学研究センターの粂先生がお話をされます。

ところで、この集会は夜が遅いので、希望者にはお弁当を用意します。A. お弁当とビール、またはB. お弁当とお茶を選択の上、高野まで前日までにメール等で連絡ください。費用は1000円です。勿論、帰って食べるので要らないという人は、聞きにくるだけでもOKです。


9月7日 いよいよ一週間

日本植物学会第70回(熊本)大会まであと一週間となりました。申込がまだの方も当日受付がありますので、ぜひ熊本にお出で下さい。私も当日受付のコーナーには結構出没する予定。「ほでりぽ」を見たと一言言ってもらえれば、参加費がディスカウント・・・ってことは流石にありません。

今回の学会は、16日まで。その後、二日間の休日がありますので、植物採集等に行くことも可能です。阿蘇に行くのもよし、天草に行くのもよし、人吉や更に宮崎・鹿児島まで足を伸ばすのもよし。いいところがいっぱいあります。


9月6日 英語での発表

英語の話題が続きますが、もう一日。英語で最初に発表したのは大学院の博士課程の時だったと思います。今、調べてみたら1992年の6月ですから、博士課程2年生の時ですか。発表はまぁ、覚えればいいわけですが、質疑応答が困りましたね。特にインドの方からの質問は、全くわかってなかったです。大学院時代の指導教官の先生が冷や冷やしながら私の発表を見ていたみたいで、それを見ているのが面白かったと、後から他の先生に言われました。
最初の発表はきちんと全部の文章を作って、準備していったのですが、だんだん少しずつその辺が疎かになっていった時期がありました。それでも、まぁ、何とかすれば何とかなってしまうので、その調子でやっていたわけです。が、あるとき一緒に外国の学会に出ていた日本の先生から、「やはり、僕もきちんと練習するんですよ」と聞いて、目が覚めました。その先生は本当に英語ができて、発表もぺらぺらとこなす先生だったわけですが、その先生ですら、きちんと練習しているのですから、私が発表の練習をせずにいい発表ができるわけがないと・・・。それから、心を入れ替えて発表の準備はしっかりやっています。

それでも、至らないところはいろいろですが、それはまぁ、徐々に良くなっているはずだということで。英語の発表もすぐにはうまくならないです。回数こなすことも大切です。失敗したりもしてね。


9月5日 COE Forum

また、告知を忘れましたが、本日はCOE Forumでした。英語の講演を聞く分には大分慣れましたが、質問とかはまだまだうまくないですねぇ。私も。


9月4日 Podcast再び

ほでりぽ4月12日で話題にしましたが、Podcastのついて。
NatureのPodcastは、このほでりぽで話題にしてからすぐ、と言うか実際はほんのちょっと前の4月6日号からTextがつくようになってました。この前久々に見て、気付きました。Textを見ながらであれば、生命科学系の話題はなんとかなります。私もそうですが、日本人はヒアリングが不得意。このサイトはついでにNatureに出た最新知識も得られるからお徳かもしれません。
でも、これ聞いていてわかりましたが、司会のChris Smithさんの英語が早いんだな。これが。インタビューされている研究者の人の英語より、こちらの聞き取りの方が大変です。英語ばかりは、ゆっくりとしかうまくなりませんので、日々の積み重ねが大切です。皆さんも、Nature Podcast お試しあれ。


9月1日 動物占い

新動物占い。たまたま見つけたので、やってみました。誕生日と性別を入れるだけでいいみたい。

結果は・・・

妥協を許さぬムードメーカー、って何?